【困った時にやってはいけない6カ条】
みなさま、こんにちは。 データ復旧リプラスの川治です。
パソコンや、外付けハードディスクに障害が発生した後に、様々な操作を行ったことでより障害状況が悪化し、本来であれば復旧できたはずのデータが復旧できなくなってしまったり費用が高額になってしまった、というケースは少なくありません。
そのため、何か少しでも異常を感じた際は、すぐに専門業者に相談をすることをお勧めします。
以下に障害が起きた時の注意点をまとめますので、障害が起きたときにお役立て下さい!
1、【通電を継続する・再起動を繰り返す】
パソコンに障害が起きた際に、データ復旧ソフトやディスクユーティリティの使用を続けることで障害状況が悪化する場合があります。
異常が起きているパソコンで通電や操作を繰り返すことはリスクを伴います。
また、再起動を繰り返しても、障害が悪化する場合があります。なぜ障害が起きたのかが明確ではない限り、電源を切って、専門業者にご相談下さい。
もし、再起動後CHECK DISK実行画面が表示されたら、キーボードの「Esc」ボタンを押してキャンセルをして下さい。その後、シャットダウンをしたまま保管されるのをお勧めします。
2、【データ復旧ソフトでスキャンを長時間実行する】
軽度の論理障害だった場合、復旧ソフトでデータを救出できる場合があります。
しかし、復旧ソフトでは対応できない障害が起こっていた場合、復旧ソフトでスキャンを行ったまま長時間放置することで、障害が進行する場合があります。
データ復旧はワンチャンスとも言われていますので、データ復旧ソフトを使用する際はよく考えてからの使用をお勧め致します。
過去には、データ復旧ソフトで長時間パソコンをスキャンしたことによって、データが上書されてしまいデータ復旧出来ない、という診断結果になってしまったことがございました。
みなさんもお気を付け下さい。
3、【OSのリカバリを実施する】
一般的にパソコンに付いているメディアやユーティリティ等でリカバリを実行すると、メーカー出荷時点の初期状態に戻ります。
リカバリを実施することでPCが正常に起動するケースもありますが、設定情報や機器を購入した後に入れたデータはすべて消されてしまいますので、取り出しておきたいデータがある場合は、ご注意ください。
4、【振動・衝撃を与える】
接触部分の歪みなどで、接触が悪いと不具合がおきますが、衝撃を与えることによって直ることは決してありません。
むしろ振動や衝撃によって、内蔵HDDの磁気ヘッドとプラッタが互いに傷を与えてしまい、データ復旧が不可能になってしまう場合もあります。
軽度な障害だったものも、重度な物理障害に変わってしまうことにもなりかねませんので、絶対に行わないようにして下さい。
5、【濡れた場合に乾かす・電源を入れる】
精密機器は水に弱いという認識はあるかと思いますが、飲み物をこぼしたり水没させてしまった場合、電源を入れることはもちろん、乾かすこともNG行為になります。
デリケートな基盤を乾いた布で拭いたりすれば、傷や歪みができます。
触らずに乾燥させたとしても、液体に含まれる成分が固く付着し、かえって復旧が困難になってしまうのです。
濡れた状態を保つように、可能であればハードディスクを取り出し、濡れタオルに包み、ビニール袋や密閉タイプの袋で保管するようにしてください。
6、【データ復旧ソフト・ディスクユーティリティを復旧したいHDDにインストールする】
データ復旧ソフトのインストールは必ず機器が正常な状態で行ってください。
異常が起きているドライブにインストールさせるのは、大切なデータを上書きしてしまうことになり、非常に危険です。
上書きされてしまったデータを復旧することはできません!
以上、6つの注意事項をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
機器に詳しい方は自分で分解したりソフトを使用し、修復される方もいらっしゃいます。
ただ、自分でいじってしまったことにより症状が悪化してしまったり、最悪のケース復旧自体ができなくなってしまうようなこともあります。
少しでも異常を感じたり、不安なことがある場合は専門業者に一度相談されることをお勧めします。
弊社ではデータ復旧を専門としておりますので、お困りのことがありましたらいつでもご相談ください。
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