みなさま、こんにちは!データ復旧リプラスの川治です。
本日は、2台構成のRAID機器からのデータ復旧事例のご紹介です。
障害機器:RAID機器(メーカー不明、内蔵HDD:Seagate ST1000DM003×2台構成)
障害状況:アクセスできなくなった
復旧結果:99%以上のデータ復旧に成功しました
今回お預かりしたのは、NAS機器本体ではなく2台の内蔵ハードディスク(Seagate ST1000DM003)のみでした。
お預かりしたハードディスク2台を専用機器にて診断した結果、2台中1台にハードディスク内部のパーツ交換が必要な重度の物理障害を確認いたしました。
正常に起動するハードディスクの記録情報を確認したところデータ復旧を行う為に2台両方のハードディスクが必要なRAID0で構成されている機器であることがわかりました。
即座に、重度物理障害のハードディスクの分解作業を行い、損傷パーツの交換後、専用機器にて
障害ハードディスクと全く同じ記録情報を持ったクローンハードディスクを作成いたしました。
作成したクローンハードディスク2台でRAID0の再構築を行った結果、お客様の必要データを確認することができました。
今回のデータ復旧では2台のハードディスクで構成されたRAID機器でした。
2台中1台のハードディスクは物理障害がない状態でした。
最短でデータ復旧する為には、物理障害の発生していないハードディスクの記録情報より元の機器がどのようなRAID構成であったかを判断することがポイントとなります。
今回は2台のハードディスクで構成されてましたが、RAID構成のNAS機器には3台や4台や中には10台以上のハードディスクで構成されている機器もあります。
リプラスではこれまでの経験、実績から、最短の時間でお客様のデータを復旧するノウハウを多く持っています。
突然の機器トラブルでお困りの際にはご相談いただければ幸いです。
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