みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの川治です。
本日はSeagate製のHDDからのデータ復旧について紹介いたします。
機器情報：
Seagate Barracuda 7200.12 250GB
ST3250318AS
お客様からの症状：
Windows10のシステムドライブとして使用中に突然停止したため、再起動しました。
OSは認識されているようだが、正常に立ち上がらなくなってしまった。
別のWindowsPCにSATA－USB変換ケーブルで接続したところ、ヘッドの異常と思われる異音が時々している。
外付けとしては認識されているものの、「フォーマットしてください」や「パラメーターが間違っています」といったエラーメッセージが出てデータにアクセスができない。
次にコンピュータの管理で見てみたところ、状態は正常となっているが、”NTFS”ではなく“RAW”となっている。
仕事とプライベート、両用で使っており、文書類は無料版のクラウドにバックアップを取っていたが、写真などの容量が大きいデータはバックアップをしていなかったので、写真を復旧させたい。
診断内容：
SeagateのHDDを診断をした結果、ハードディスクに一部のデータ領域に読み取りができない箇所があり、中度障害と判定しました。
専用機材にてデータのサルベージを行い、無事 Seagate製のHDDからデータ復旧に成功いたしました。
専門スタッフの対応コメント：
Seagate製のHDDは故障率が高く、よくお問い合わせがくるHDDの一つです。
また、復旧の難易度も高いため、ヒヤッとした部分もありましたが無事データ復旧でき、安堵いたしました。
特に異音がし始めた時に、無理に電源を入り切りしたり、データ復旧ソフトで解析をされますと、データ復旧自体ができなくなってしまうこともあります。
大切なデータを守るため、少しでも異常を感じたら、まずは専門業者に相談されることをお勧めします!
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