みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの川治です。
本日は、LinkStation（BUFFALO製LS-WX1.0TL/R1）のデータ復旧事例についてご紹介いたします。
大阪市西区の法人（不動産業）のお客様からお問合せをいただきました。
お客様からの症状：
朝出社したらブザー音がなり、LinkStationが突然アクセスできなくなった。
今までも何度かアクセスができなくなったことがあったため、電源を落とし再起動してみたが、状況は変わらなかった。
保守会社に問い合わせたが、解決ができなかった。
業務で使用する全てのデータ（エクセル、ワード、PDF、CADデータなど）が保存されていて、仕事を進めることができる非常に困っている。
このLinkStationにデータを保存すれば安心と思い、バックアップは取られていなかった。
すぐに復旧してほしい！
診断内容：
お急ぎのご事情であると伺い、すぐに大阪市西区のお客様元へお伺いし、現地診断を実施いたしました。
LS-WX1.0TL/R1（BUFFALO製LinkStation）のハードディスク2台を診断した結果、
HDD No.1：一部読み取りができない領域（不良セクタ）が発生している状態（中度障害）
HDD No.2：正常認識
以上の状況を確認しました。
HDDの動きを制御できる専用機器にて、ハードディスクのクローン作業を実施し、作成したクローンHDDからデータ領域の解析作業を行いました。
復旧結果：
上記診断内容から、LinkStation（BUFFALO製LS-WX1.0TL/R1）から99％以上のデータ復旧に成功いたしました！
専門スタッフの対応・コメント：
今回のご依頼のLinkStation（BUFFALO製）は、RAID1で構成されていました。
ハードディスクが複数台搭載され、冗長化されたLinkStationなどのRAID機器は、外付けハードディスクなどのハードディスク単体の機器よりも故障のリスクを軽減できます。
しかし、今回のように、突発的なトラブルを完全に回避することは不可能です。
定期的なメンテナンス、バックアップの対策を行う必要があります。
RAID・サーバ・NASからのデータ復旧はもちろん、安全なデータの運用、バックアップなどの保守サポートも弊社は行っています。
お困りの際は、ぜひご相談ください！
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