みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの川治です。
本日は、TeraStation（BUFFALO製WS5400DWR2）のデータ復旧事例についてご紹介いたします。
堺市の法人（ソフトウェア開発業）のお客様からお問合せをいただきました。
お客様からの症状：
TeraStation（BUFFALO製WS5400DWR2）をRAID6にしてデータ共有用に使用していました。朝出社したところ、エラーを表示し、アクセスできなくなっていました。前日の深夜にビルで停電が発生し、それが原因のようです。悪いことに、RAID6だからと安心してバックアップも取っていませんでした。
TeraStation（BUFFALO製WS5400DWR2）には、顧客情報やプロジェクトのデータを保存していました。大切な業務のデータのため、早急にデータの復旧をお願いします。
診断内容：
TeraStation（BUFFALO製WS5400DWR2）で使用している4台すべてのHDDを取り出して、それぞれ弊社の診断機器に接続しました。HDDの状態を確認したところ、4台のうち3台のHDDで、読取り不良(不良セクタ)が起きていることが確認できました。幸いにも弊社の復旧機器でデータの復旧可能でしたので、各HDDのクローンHDDを作成した後、RAID情報の再構築及びデータの復旧作業を行いました。
復旧結果：
作業の結果、TeraStation（BUFFALO製WS5400DWR2）から95％以上のデータ復旧に成功しました。！
専門スタッフの対応・コメント：
今回ご依頼のTeraStation（BUFFALO製WS5400DWR2）はRAID6で運用されていました。RAID6は一般的に耐障害性に高いと認識されています。ですが、今回のように問題が発生し、データが使えなくなるケースがございます。加えて、障害状況によっては復旧ができず、データを喪失する可能性もございます。そのため、「3-2-1ルール」でいわれていますように、日頃からの2重3重でのバックアップが重要となります。
弊社ではデータ復旧だけでなく、保守やバックアップについてもサポートを展開しております。
お困りの際は、お気軽にお問い合わせ下さい。
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