突然認識できなくなった2.5インチHDD(WD社製 WD20SPZX-22UA7T0)のデータ復旧を行いました!
みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの川治です。
本日は、パソコン内蔵の2.5インチHDD(WD社製 WD20SPZX-22UA7T0)のデータ復旧事例をご紹介いたします。
お客様からの症状:
会社で使用しているノートパソコンが正常に起動しなくなってしまいました。
電源をオンにすると動いている音はするが、画面は真っ暗のままです。
前日までは全く問題なく使用できていたので驚いています。
電源はオフにせず、スリープモードでいつも使用しています。
社内の詳しい人に確認しながらパソコンからHDDを取り外し、SATA接続ができるケーブルに接続して
データのコピーを試みたが、パソコン上で全く認識しない状態です。
業務で使用しているExcelやword、PDFなどの書類が入っている為、仕事が進められず非常に困っています。
なるべく早くの復旧を希望します。
診断内容:
2.5インチHDD(WD社製 WD20SPZX-22UA7T0)の状態を確認したところ、データ領域に読み取りができない領域(不良セクタ)が発生している事が分かりました。
このままでは正常にデータを取り出すことができません。
そのため、専用機器にてHDDの動きを制御し、クローンHDDを作成しました。
クローンHDDを作成することにより、オリジナルのHDDの障害状況の悪化を防ぎ、安全にデータを復旧することが可能です。
クローンHDDより解析作業を実施し、ご希望のデータを取得することができました。
復旧結果:
上記の復旧作業により、2.5インチHDD(WD社製 WD20SPZX-22UA7T0)から95%以上のデータ復旧に成功しました。
専門スタッフの対応・コメント:
お客様は突然の故障に非常にお困りでした。
まさかパソコンが壊れるなんてことはないだろうと特にバックアップも行っていなかったようです。
今回の故障原因として推測されるのは、HDDの経年劣化です。
今回ご依頼のパソコンは前任者から引き継いだものでおそらく7,8年は使用していたのではとのこと。
休みに入る週末以外は常に電源が入った状態で、スリープモードで使用していたということで
稼働時間が長かったために少しずつ損傷していったのではないかと推測します。
使用方法や頻度、環境によって変動いたしますが、HDDの平均寿命は3~5年程度と言われています。
HDDなどの精密機器はいつ故障するか予測はできないものであり、絶対に壊れないという保証はありません。
トラブルに見舞われた場合でもすぐに復帰ができるよう、バックアップをお勧めいたしました。
特にクラウドへのバックアップを推奨しています。
機器は故障してしまうリスクがありますが、クラウドの場合はデータセンターで安全に運用されているため安心です。
スケジュール設定を行うことで自動でバックアップも取れますので煩わしさもありません。
万一の場合にはインターネットからクラウドのアクセスし、データをダウンロードすればすぐに業務を再開できます。
リプラスではデータ復旧と合わせてデータのバックアップもサポートさせていただいております。
機器のトラブルでお困りの方はもちろん、バックアップをどうすればいいか不安な方もぜひお気軽にご相談ください。
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