みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの中村です。
先日ご依頼いただいた、Promise TechnologyのPegasus2 M4（Thunderbolt接続）のデータ復旧事例をご紹介します。
法人のお客様（デザイン関係）からお問合わせをいただき、大阪市都島区へ出張データ復旧に伺いました。
お客様からの症状：
Promise Technology社のサーバー（Pegasus2 M4）が故障した。
TOSHIBA社のハードディスク（1TB）が4台搭載され、RAID6で運用されていた。
ある日、突然「RAID崩壊」が発生し、サーバーにまったくアクセスできなくなった。
社内で使用している顧客情報のデータベース等、業務に必要なほぼすべてが保存されており、仕事が止まってしまっている状態。
導入時、「RAID6だからハードディスクが1台くらい壊れても大丈夫！」という言葉を鵜吞みにし、まったくバックアップを取っていなかった。
その業者にも来てもらったが、半日かけても元に戻らなかった。
インターネットで「データ復旧」で検索し、何社か問い合わせてみたが、2週間かかると言われたり、東京のデータ復旧会社の窓口のみだったりと、スピーディな対応の難しい会社が多かった。
何社目かで北区梅田の「特急データ復旧Win-Get!」に問い合わせたところ、即日で対応可能との回答があったため、なんとか最短でデータ復旧をすべく、依頼することにした。
診断内容：
大阪市都島区のお客様事業所にその日のうちにお伺いしました。
Promise Technology製Pegasus2 M4（サーバー）をデータ復旧専用機器にて診断を実施しました。
ハードディスク4台中、3台に軽微な物理損傷を確認しました。
磁気転写作業（クローン作業）を実施、4台とも95％～99％の領域を取得。
取得した磁気情報のRAID情報およびデータ領域の解析作業を実施、結果として内部データを確認および抽出することができました。
復旧結果：
上記、診断内容を踏まえ、Promise Technology社のサーバー（Pegasus2 M4）から99％程度のデータ復旧に成功しました。
専門スタッフの対応・コメント：
今回、データ復旧させていただいた「Promise TechnologyのPegasus2 M4（Thunderbolt接続）」ですが、お客様とお話したところ、導入後、特にメンテナンスを行っていなかったことが判明しました。
人間なら健康診断、車なら車検があるように、機械も定期的なメンテナンスが必要です。
・ハードディスクの状態の定期チェック
・ファームウェアのアップデート
・（バックアップをしている場合）きちんとバックアップは取れているか？
などなど、大事な資産であるデータを保存するからこそ定期的なチェックが必須です。
特急データ復旧Win-Get!では、データ復旧だけでなく、新しいサーバー（NAS）や定期チェック、データ管理のサービスもご提供しております。
「データを300年お守りする」データのプロとして、データ復旧に留まらず、お客様の業務効率やBCP対策の観点からもお力になれます。
相談、見積り、ともに無料となっております。ぜひ一度、お問合せください！
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