みなさまこんにちは。データ復旧リプラスの中村です。
本日はノートPCの内蔵HDD（ST500LM034）の出張データ復旧事例についてご紹介します。
大阪府東大阪市の法人様（製造業）よりお問合わせをいただきました。
緊急を要するご依頼のため、お客様先へ出張し、特急データ復旧にて対応いたしました。
お客様からの症状：
ノートPCが突然起動不可になった。
なんの前兆や前触れもなく、ある日シャットダウンし、その後、時間を置いて起動したところ、異常を示す画面が表示されるようになった。
どこをどう操作してもデスクトップ画面が表示されない。
ある社員が個人端末として利用しているパソコンで、社内にはサーバーもあるが、まさかこんな事態になるとは夢にも思わずバックアップをしていなかった。
ノートPCからHDD（ST500LM034）を取り出し、別の端末に接続してみたが、中のデータが見えない。
日常業務で使用しているパソコンのため、エクセルの日計表や、取引先やお客さんに提出しなければならないデータがある。
数百万円、場合によってはそれ以上の商取引に影響が出る可能性がある。
緊急で、すぐにでもデータ復旧を依頼したい。
診断内容：
お問合わせを受け、大阪府東大阪市のお客様事務所に緊急出動いたしました。
お客様よりお預かりしたST500LM034（ノートPC用2.5インチハードディスク）を、持参したデータ復旧の専用機材にて診断しました。
結果、物理的な障害と、それにともなう論理障害（データ的な異常）を確認いたしました。
データ復旧専用機材にてクローン作業を実施、作成したクローンハードディスクのデータ領域の解析作業を実施しました。
結果として内部データを発見、また抽出することができました。
復旧結果：
実際に復旧したデータをお客様にご確認いただき、上記の診断内容も踏まえ、ノートPC内蔵HDD（ST500LM034）より約99％のデータ復旧に成功しました。
専門スタッフの対応・コメント：
ノートPCの持ち主の方は、実は役員でした。
サーバーに保存していなかったのも、実は機密性の高いデータのため、他の社員さんが閲覧してしまうリスクを少しでも避けるためだったそうです。
確かに、データの機密性は日に日に高まっています。
同時に、バックアップもやはり重要です。
「データをどう保存しよう？」
「データの取り扱いはどうしよう？」
セキュリティの重要性は分かっていても、データ保全との両立は難しいです。
私たち特急データ復旧Win-Get!では、データ復旧はもちろん、データのバックアップや、セキュリティに関してもご対応させていただきます。
セキュリティに強いバックアップシステムもご提案可能です。
ぜひ、お気軽にお問合せください。
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